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レムトラ 「ソフィア」

* 参考ページ *
レムリアントランスミッションの旧ヴァージョンの情報を残しておくご参考ページです。9つあったコースの情報を記録のために掲載していますが、2022 リバイバル版ではコース分けはしていません。ご参考までにご覧下さい。

 

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『ソフィア』について   2008年12月 記

10年以上前の稚拙な表現・考察で恐縮です。

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Lemlian Transmission 詳細

 

 ソフィアという女性性を持つ「叡智」を意味する言葉について、ウイキベデイアを覘いてみると、

『古代ギリシア語で、智慧・叡智を意味するソピアー(Σοφια)より派生した。現代ギリシア語ではソフィアとなる。ソピアーは女性名詞であるので、女性の名や都市の名、建造物などに使用される。ラテン語ではソフィア、フランス語ではソフィー(Sophie)、ドイツ語ではゾフィー(Sophie)となる。』

とあります。さらに、以下の文章が追記されています。

*ソピアー - グノーシス主義のアイオーンの名。また古代の智慧の擬人化で女神象徴である。

*ソフィア (神秘思想) - ヘレニズム時代の神秘思想における智慧の女神。

つまり、現在は女性の名前として残っている言葉は、ギリシャとその後の文化圏においては「女神」の名として存在していて、さらにそれは、どうやら「智慧」そのものが擬人化されたものらしい。。という事が分かります。ソフィアという名前は、日本で言えば「智恵子」さんでしょうか。。

私自身、この「ソフィア」という言葉に関する知識というのはうっすらとしたもので、ギリシャ語由来であること、ギリシャの哲学者たちの問答で、「宇宙的叡智・万物の神秘を司るもの」のようなニュアンスで「ソフィア」を語っていたのを読んだ記憶と、それが女性名詞であることからやはり古代の人々は絶対存在につながる智恵の源泉を、女性意識を帯びた女神的なものとしてイメージしていたのだろう・・という認識があるに過ぎませんでした。そして、後に聖母マリア信仰の中に、その「叡智の女神」への崇敬が重ね合わされていったのだろうと、ぼんやりと思索の中で現れていたくらいでした。

それが今回、レムリアントランミッションの9つのコースを選ぶ際に自然とインスピレーションがやって来て、コースに加えることになりましたが、モニターさんに遠隔でお送りする初めてのセッションの際にやってきた情報に、とても驚きました。さらにそれは、数日後にモニターセッションをした「ラヴ&セクシャリテイ」と、つづく「マーラ」とも、内容的に繋がっているものでした。私は前から、聖母マリアから感じるものは「叡智」であり、母性といっても地上を越えた宇宙規模の母なるものとしての「青い愛」のイメージでした。いつか、聖母マリアのソフィアとして、ワーク化するのかもしれないと思っていましたが、今回、レムリアの9コースのひとつとなりました。マーラとラブ&セクシャリテイも、聖母マリアのスピリットと関係しています。この、モニタリングの流れも、やはり偶然ではないのだと思います。ここに恊働して下さったモニターさんたちと、そのハイヤーセルフ、そして私の中に在るレムリアンスピリットに深く感謝します。

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レムリアにおいては、人々が自由にアクセスをすることが出来きる「ソフィア」という叡智のエネルギー源泉が、それぞれの都市の上空に浮かんでいました。それは、レムリア文明を建設した際に、長老たち(と呼ばれる存在たちのグループ)によって設置されたもので、新しい街が出来るたび、人々は自分たちの「ソフィアの湖」を空の上に作りました。

そして人々が自由に使うことの出来る聖堂・兼図書館のような施設がありーー(それは私たちの社会でいう公共施設、市役所のようでもあり、銭湯のようでもあります。つまり、叡智をダウンロードすることも、自分を癒すことも、人々は自由にすることが出来たのです)ーー、施設の中でもっとも高い「塔」の屋上には、開けた石の庭園のような屋上がありました。

その屋上は、円形の石造りの椅子(というか石を組んだ曲線の美しい細長いベンチのような。。ずっと長く連なっているのです)があり、そこに座って、人々はそれぞれ思い思いに瞑想をしながら、叡智ーー 空にある叡智の湖にアクセスをして、自分を癒す智慧、生活や人との関係性に関する叡智、森羅万象に関する智慧とガイダンスを、言葉を越えたエネルギーとして自分の身に吸収しました。

また、ソフィアの「複合施設」の一角には寺院があり、ヒーラーであり医者である人々(聖職者でもあります)が、さらに人々の相談に乗り、ニーズに応えました。レムリア人たちは私たちより遥かに意識が高く、調和を保つためにはどうしたら良いかを誰もが知っていました。そして、それを実行することに抵抗する人は居ませんでした。けれども、人間と同じく感情と情緒を持っていましたので、そういう点ではシャンバラなどの6次元以上の宇宙意識をもつ存在たちとは異なっています。ゆえに、レムリアの人々にも癒しが必要で、彼らは常に宇宙とのワンネスという「禅定」に自分をキープするため、自らの情緒と肉体のメンテナンスを、楽しみながら行なっていました。

聖母マリアとソフィアを重ね合わせてきた西洋の歴史背景には、古代の人々が女神として「ソフィア」の記憶を超古代から継承していたからですが、それは同じく聖母マリアと太古の地母女神が重ねられたのと同じ原理で、自分たちの太古からの記憶と、似ている要素をもつ身近に存在する神とを、重ね合わせて信仰するという人類の歴史を通じてみられる姿なのでしょう。

さらに言えば、マリア様が「天の星」として崇められて来たのは、イシスやイナンナなどの中東の女神たちから、その性質を受継いでいるからです。宇宙(とくに金星)に通じるエネルギーを持つそれらの女神たちは、実際に太古、宇宙から地球にやってきた存在であったり、そういったグループの擬人化であったりするのですが、古代的な信仰がすべて「異端」として厳しく糾弾された西洋の中世以降の時代、人々はそれらを全て、唯一許されている聖母への信仰の中に溶け込ませていました。

ソフィアとは、聖母マリアの別の一面というよりも、異教をすべて禁じられた歴史時代のキリスト教徒たちが、聖母の中に盛り込んだたくさんの「太古の女神エネルギー」の性質のひとつでした。ですが、レムリアからアトランテイスへと受継がれたソフィア崇拝の流れの中で、後に聖母マリア、そしてマグダラのマリアと呼ばれることになる女性の魂が、地球上の私たちの歴史に転生することになるのですから、もちろん「ソフィア」と「マリア」は無関係では無いのです!このあたりは、「マーラ」の解説でお読み頂ければ幸いです。

モニターさんは、ソフィアを女神の姿として、セッション中に感じておられた様です。それも尤もな事と思います。ホワイトゴッデスも然り、ですが高い周波の愛のエナジーは、私たち人間の思考や好みに合わせて、姿を変えてくれます。セッションを受ける方は、女神の姿をとるソフィアをイメージして頂くのも良いでしょう。

 

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 上記の文章は2008年に書いた古いもので、まだアルガンザの地球史「ジェネシス」概念がまとまり始める以前のもの。その後の展開について、参考リンクを載せておきます。

 

リュミエールブランシュで扱うエナジャイスクリスタル「ソフィアの滴」

アルガンザ・ジェネシスヒーリング™️ (2種類のソフィア光線がジェネシス13光線に含まれます)

また、プログレッシヴ『乳海撹拌 創造の5光線』の「マリア 聖杯」では上記、マリア、マーラ等の話をまとめています。

レムリアンセイクレッドレイキ™️『空と海のサクレリア』の「ソフィア」や『大地のサナトリム』の3つの「マーラ」も関係します。

And... ざっくり言いますと、上記のソフィアを巡る人々の風景は現在のアルガンザ・ジェネシスではアトランティスに含まれる時代であるとしています。

 

Lemlian Transmission 詳細