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祖国(母国)喪失の記憶

2023 / 07 / 27  17:44
祖国(母国)喪失の記憶

今月11日の「白い聖堂」のヴィジョン体験の中で、自分のソウルが相変わらずこだわっているらしい「ハシス」という国・文明を、失った時の記憶が出て来ていました。その時のストーリーはアルガンザのセッションで、断片的にこれまでも垣間見ていて、アトラスと並んで2国が併立されていた、アトランティス中期までの風景、物語を、少しだけジェネシスのバイブルにも書いています。

今回の聖堂では、滅亡に至ったアトラスとの戦争の風景が少し、その後、自分の過去生なのか?ハシスの研究をしている考古学者のような女性まで見ていました。よほど、思い入れが強いのだろうな・・と。

 

前記事でも触れた「石ラボ・アースメディテーション」では、直接ハシスが出て来た訳ではないのですが、太古からの日本の国土を生み出した力学と、女神的な眼差しを体感したり、水の癒し、海の癒し、水の澱み、少女性・セラフ性の侵害・・などのテーマが示されていたところから連想されるような形で、宇宙舞台のジェネシスストーリーである、「アルビレオ恒星物語」の「母の犠牲」が、お腹の中からの(前記事で書いた)怒りの中に、混じっていたような気がします。

以前、サロンのセッションで見えた時は、「壮大なる星の生命」という規模での「犠牲」として見えていて、桃色の輝く太陽であるアルビレオが、半分黒く染まっていくというヴィジョンがあったり。星を失った「人々」(宇宙人)が、流浪の民のように宇宙を転々としている様子を見たり。

 

石ラボ後の、どこからともなく湧いてきた「悲壮感」を分析して感じていると、このアルビレオの「母なる星の犠牲」が浮かんで来て。直接は繋がらないから「?」と思っていましたが、少しして「そうか!」と気づきました。母なる星であれ、国であれ、同じなのだと。

地球のロゴスの女性性的側面である白山姫のスピリットは、アルビレオから来ているらしいのです。ゆえに、アルビレオの桃色をひいて、シャンバラ、シリウスのロゴス意識と「婚姻」して白を纏い、地球ロゴスとしては桜色の光線になっている。

母の犠牲、そこから派生した「娘」はそののち二層に別れ、シリウスを婿に。一方はオリオン?を婿に。星々のストーリーとしてはそうなっている。つまり「父」はここではヴェガ、ということになります。双子の姉妹が、一緒になる相手の運命により、両極の運命を背負う・・というのが、アルビレオをめぐる「家族」原型神話であり、それが、地球にも齎されて、地球で生きる生命たちの神話の鋳型の一つにも、なっているようです。

 

ジェネシスの話をしていて「母」というと、リラの母(月の母、成長させない母、抑え込む・支配する母)の原型の話をすることが多いのですが、忘れてはいけない、それ以外の「母」はやはり、ロゴス(地球の管理プロジェクトの情報)である白山姫、そして地球の意識そのものであるガイア、です。

ハシスは女系・母系国家であり、シャンバラと通じるマヌのソウルたち、シャンバラによって生み出されたエルたちが、多く人間として転生し、地球を運営する「神なる次元」の意に沿った、自然界や全体の秩序、宇宙的な人道、愛、美意識などのシリウス的な伝統を重視し、歴史を刻んでいました。

 

エルたちは、かつてのエルフ界とソフィアネットワーク、高次自然界をアトランティス初期に失っているため、ハシスに関わっていて、2度目の故郷の壊滅は、かなり深い傷を残して、おそらく今でもソウルは根に持っていることでしょう(笑)。

そのため、「母なるものの喪失」にとても反応します。私自身がそれなのですが、中学生の頃でしょうか(80年代)環境問題が既に取り沙汰されていて、とても衝撃を受けましたし、当時、松田聖子さんの「瑠璃色の地球」には涙したものです。。

セイキムレイキの伝授中には、地球を光のデザインから作り始めたものたちとしての視点と「気持ち」(愛着)を体験していました。

 

母なる星、地球を想う。かつて失った別の母なる星や、故郷の文明を想う。それが、石ラボをやりながら白山姫の視点で日本の歴史を見つめたり、セオリツ姫の水の流れの中にソフィアを感じたりしていて、日本の国土を、日本という国を、出来れば日本文化を、失ってはならぬ。更には、地球を失いたくない。そんな気持ちの放出も、自我を超えたソウルのレベルから、ここ最近、噴出してきたように思います。

ハシスについては、大きな神殿「ソフィアの雫」を「ハシスの癒し」と名づけてあり。いつかハシスにも焦点を当てて小説を書きたいと思っています。それによって自分自身の中の「根に持っている感情」も癒されるかな。

なんとなくフワっと日本を礼賛し特別だと自画自賛する雰囲気は、あまり好きではありません。どの国も文化も誇るべきものであるから。でも、、、

神々が(ロゴスが)設計図と特別な意図をもって、「国産み」したとは思っている。

そして、日本人の中で際立つセラフ性も・・・「みんなで幸せに」と想う。

だからこそ、現状の日本の色々が、気になるし、心配にもなる。国際情勢も・・ネエ、、

時代の大変換機を、しっかりと感じて見つめて、考えていきたいと思います。

 

Love and Grace