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「異端者」の記憶と「正義 justice」の秘教的課題

2023 / 09 / 26  18:13
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こんにちは、ようやく、まさに秋分のころを境にようやく秋めいて来ました。

ハードボイルドな秘教的テーマと、厳しい暑さが続いた今年の夏でしたが、毎年言っている「アースワーク(地球規模の地鎮)シーズンの本番」である秋にスライドし、例年の秋以上に、その重要性と影響力を感じているところです。

秋分の23日には、アルガンザでは秋期石ラボ「アースメディテーション」初回がスタートしました。先日の記事で書いたように、「後期ケルビム」や「異形のもの」の解放・癒しをアースワークレベルで・・という高次から授かった課題に臨んだのですが、それだけではなく(「異形」だけではなく)、「異端者」正確には、「異端者の烙印を押される形で廃された」集団・・(歴史上もそれは無数に大小、起きていたことと思います)・・の、パターンの癒しも起きていて、それが、アルガンザの関係する中では「アトランティス末期のポセイディアの神殿勢力同士の争い、巫女たちの集団受難」という物語を巡って、上がって来ていました。

 

これは、去年後半〜今年前半にかけての「月セラフ」と同じように、その出来事に関係する多角的な原型の物語が、複数の要素に分かれてきれぎれに出て来ていて、最近つながり、ひとつの物語として全貌が見えた、というもの。セラフの秘密?に迫ったことで、ジェネシスのバイブルへの反映は締め切ったところなので、今後は、「アトラスハシス」というタイトルの書籍をまとめる、という流れの中に、今回のこの物語から、載せていきたいと思っています。

「白い聖堂」の報告メールや、「A Diary」に去年書いていたことなので、記憶してくれている方もいらっしゃるかもしれません・・私自身のアトランティスの過去生が出て来てびっくりした、という話をしていました。それは、10歳前後の少女の物語で、その子を拾って育てていた「神殿の司祭(巫女)」である女性、少女にとっては「師匠」であり、母代わりでもある存在ですが、その人物とのすれ違い・・によって拗れたカルマ、申し訳無さと、同情、などの感情が、それを体験している時は感じられていて、「自分の過去生」として整理しておいたものの、あまりピンと来ない部分もあり。ひとまず引き出しに入れておいたのです。

それを、おそらく実際には違うものの、今回見えてきた「ボセイディアの神殿同士の諍いと陰謀」の物語に組み込んでみようかなと。彼女、その少女の目線で語る・・という形を取ると、客観視も出来てうまく行きそうに感じて。これから出てくるジェネシス要素も、小説に仕立てるとなると自由度が増して、時代設定や前後の「歴史」の流れを多少飛び越えても、ストーリーとして多くの人の解放や癒しのお役に立てるものが作りやすい気がします。

 

ジェネシスという(どうやらライフワークになりそうな)仕事と、執筆活動をどう両立させていくのかがこれからの私自身の課題。バイブル第三版をこの夏にまとめながら、「延々とこれをやっていくのか」という問いには「いやいや、前に進まなきゃ」という答えが返って来て。ちょうど、noteでの発信方法なども動き出していたところだったので、今後は、ストーリーとしてジェネシス神話の一旦がまとまって来た時には、執筆活動の中で、皆さんに伝えて行きたいと思います。なので、やはりリアルタイム配信がいいよなあ。。本にしてから出す、というよりも、かつて「ガイアナ神謡集」がそうであったように、書くために出てくる(中身が)し、出て来るからすぐに書く、という進行形の土台を作ると、私の場合は、エナジーワーカーとしての仕事の手法と執筆がうまく組み合わせられるような気がします。

青野芹アカウント(note)でいきなり小説にして配信する、というとまたその時々のジェネシス周波数と(まとめ作業をするうちに)時差が出来てしまうので、一旦は、noteの「世界樹」メンバーシップで、今ここでやっているような情報整理をしてからになるか・・模索中です。色々と作り替え、配置換えの秋です。

そうだ、noteと言えばひとつお知らせしなくてはいけない事項が発生しています。この記事の文末に書きますので、ご一読くださいね

 

 上に書いたトルコ付近の「(アルビレオ系・桃色)マーラ」神殿の巫女たちの原型的感情パターンとして、本来、普段は普通の人よりも余程、真面目で正義感がある、という立場の人が、「よりによって」の不運(策謀)で「異端者」の烙印を押され、国を追われ、集団で自決(入水)をするという展開により刻まれた、無念さ、押さえ込んだ正義感と怒り、諦観、その反動として結果的には残ってしまった(表に感情として出ることのなかった、それゆえに魂=潜在意識には深く沈潜して保存された)「恨み」の魔術的な集合場の名残り・・

などが感じられた最近でした。というのも、クリスタルラボ秋期・初回でフォーカスしたので。沈み系ケルビムとともに。

 

そして気づいたのですが、後期ケルビム・・ではなく、「中期ケルビム」とも呼ぶべき、アトランティス初期のケルビムたちが居たことを、一時的に忘れていました。今回、フォーカスしていたのは、その「中期ケルビム」たちであろうと。後期ケルビムはもうアトランティスの末期に、遺伝子操作で作られた軍事力だったのですよね。

一方で、中期ケルビム(初期=オリジナルはレムリア)は、まだアルクトゥルスから飛来していた、エリート軍人のような者たちで。アトランティスでソフィア崩壊、エルフ界の壊滅があった戦いの折に(the Genesis P117「ケルビム軍の反乱)、騙された形で結果的に、シャンバラを裏切る立場になってしまった。そう、桃色の巫女たちとの共通点が見つかりました。なぜ、一緒にテーマとして結びついた出方をしているのか、分からなかったのですが。。。判明しました。

 

「本来人一倍まじめで、任務に命をかけている」ような人たちの、その正義感が邪魔になった勢力が、謀略で陥れて、彼らを悪人にして追い払う。ただ陥れられたというだけではなく、悪人に仕立てられたという点がポイント。罰も受けて、その苦しみを乗り越えた魂として、人に転生している。

真面目で正義感の強い人が、怒った時ほど怖いものはありません・・・どちらも、怒りを抑えて、悲劇的な立場を受け入れて去っていった。魂はけれどそれを刻み、決して忘れてはいない。ドラマとしてはそれでいいのかもしれませんが・・(良くないか)・・やはり、癒し、ヒーリングの話として出て来ているので、押さえ込み、違うものへと書き換えて転生してきた頑なな何かを、溶かして、解放しなくてはいけないということ。

 

今世で起きたことへの癒しも同じですが、やはり、まずは「被害者である」という意識を手放す。・・といっても、記憶のないアトランティスでのことなので、どう手放したらいいんだろ、という感じだと思います・・何か、今世なりにそれを象徴した現実や人間関係、家族関係、人生で繰り返すパターンが出ているはずなので、そこに注目して、「被害者意識」をリリースしていくことが、大事になって来ます。

全く自覚していないくらいの、うっすら淡いものかもしれない。でも、掘ってみると、「許せない」という感情が湧いてくるような事象や対象があるのかと。誰かかもしれないし、「そういう人」というタイプかもしれないし、世の中の性質何か、かもしれないし、特定の不正のような行為や組織などの体制、かもしれない。

 

赤穂浪士(忠臣蔵)とか、韓国時代劇の第一話の展開(無実の親や師匠が断罪される)パターンが、繰り返し好まれる社会ですし、考えてみればイエスの受難、なども同じくです。そして「異端者の烙印」・・・となると、この原型的な感情パターンとシンクロする、共鳴するソウルは多いのではないでしょうか。特にスピの人たちは。

ヒーラーになって多くのスピリチュアル好きな方々とサロンやスクールで話をして来ましたが、その中で印象的な傾向のひとつ。「受難」を避けたい、という強いこだわりが、スピリチュアルな道の途中で、足を止めてしまう「逆の力」になる人がとても多いこと。

もう「修行」はいい、苦しいのはいや、間違いたくない、目立ちたくない・・・その極度な恐れによって、前に進めなくなったり、怖くなって引き返しまた戻ってくる、を繰り返したり、という姿を多く見たことが、ヒーラーとしての最初の、とても印象的な要素でした。他者から見ると過度なほどの恐れで、もはや執着のようにも見えます。それゆえに簡単には「恐れ」としてリリース出来なくなっているのです。

 

こんな素晴らしい分野と出会って、ただ信じてワークし続けて自分を浄化していったらどんどん、道が開けるのに、どうしてなんだろう??と、私は思っていました。

自分もヒーリングと出会う前は、上に書いたような感情や感覚、人並みに感じていました(間違いたくない、苦しいのはいや、などは誰もが持つものですよね)が、それは解決していくツールが無かったからであり、レイキ他、エナジーワークと出会ってからはとても楽になったし、人格もどんどん変わっていったのです。なので、「どうして?」と思って来ましたが、

例えば今回出てきた物語や、ケルビムの悲劇のような原型エネルギーが色濃く入っている人、ソウルと家系と両方から来ている人、受難の宗教関係者とケルビム他沈み系天使存在が両方入っている人など、人格の中に響いてくるサウンドの大きさも勿論、人によって違うわけで、それを物語の全貌が見えたことで、ようやく私も理解できた気がしています。

 

今回出てきた原型的パターン二つ、

  1. 異端の烙印を押された(本来異端ではなく人道的に正しかった)聖職者
  2. 正義と忠誠で就いていた任務で裏切り者にされたケルビムたち

は、月セラフ、と並んで、スピリチュアルな分野に惹かれて集まっている人々には、色濃く持っているという人が、多いのではないか・・と感じました。

もしピンと来ない人は、「赤穂浪士」または「ハン尚宮さま」で想像してみましょう。(余計分からないか・・)

 

今、そしてしばらく、この原型パターンのリリースが起きていく人も少なからず、なのではないでしょうか。

そして実はもう一つ気づいたのは、アルガンザのタイミングで今これらが出て来たのは、「セイクレッドレイキ」と関係していることが判明しました。それについてはまた別の場所か、次回の投稿でシェアしたいと思います。

今週末、マンスリーイニシエイションは「ミカエル with ブルーソーマ」です。「正義感」というキーワードで、ミカエルに繋がって行きそうです。ブルーソーマはなぜ今回一緒なんだろうと思っていましたが、人を正義感から逸らすものの働き・・先ほど上に書いた恐れの色々への、強力な助けになってくれるのだろうと感じています。やはり3つのグループワークが連動していて、その時期、その時期のジェネシス原型テーマというのが、動いていくようです。

 

ご連絡事項:note のメンバーシップについて

前回の記事で、noteに作ったいくつかの有料プランについてご紹介しました。4つ設置した「プラン」のうち2つが、(プラクティショナー専用ではなく)お客様向け、だったので、その2つを「初月無料」にして、気軽に入っていただけるようにと考えていました。初月というのは、9月途中で手続きすると10月からになると、設定ページに表示されています。

・・・考え直すキッカケがあり、結論としては、自分としてはやる気満々だった「ソフィアの図書館」は、noteから引っ込めて、別の形、より良い形にすることに。そしてもうひとつ、お客様向けに、アルガンザワークのメソッド、活用法、裏話、今回書いているようなジェネシス最新情報の詳細などをシェアする「世界樹メンバーズ」のほうは、そのままプランを残しましたが「初月無料」は辞めることにしました。

秘教的な分野を周波数を守りながら切り拓いていくことと、多くの人に知ってもらいたいというコンセプトの両立は、常に難しいものです。シャンバラっぽい、シリウス的な力が今回働いたなあと思います(やろうとしている事を止められて、結果よりよい道を見つける、というのはよくある事なのです)。『ソフィアの図書館』は神智学の読書会的なもの、オンライン(オンデマンド)講座、のようなものにしようかな、と企画中です。

 

またまた長くなりました。「ミカエルwithブルーソーマ」ガイダンス、後ほど送りますのでご確認ください。

石ラボ5の専用ページでのシェアは、明日中を目処にUPしますので参加生の皆様、また覗いて下さい(遅れたらごめんなさい、、)

and 「白い聖堂17」受付は10月2日(月)を締め切りとします。迷っている方、あと一週間です。ご検討ください。

ではでは

Love and Grace,

Amari

 

画像は、東大寺大仏殿 盧舎那仏と脇侍の虚空蔵菩薩。