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発想の転換と「全体性」/白い聖堂・アースメディテーション報告

2023 / 06 / 19  11:16
意識と感情のトリックを見破ろう

こんにちは いつもありがとうございます

一昨日、「白い聖堂」第13回の参加者へのシェアリングレポートをメールで送信、昨日はクリスタルラボ春期生のみなさまに第3回に向けてのガイダンスをお送りしています。どちらも未着の方いらっしゃいましたらお知らせ下さい。

そして来月2日(日)「マンスリーイニシエーション初回・メタトロンリンク」の受付中です。まだ入れますので、宜しければご検討ください。

詳細ページ:https://arganza.biz/free/monthly

 

「白い聖堂(旧シャンバラ光の学校)」は、次回の受付もスタートしています。(毎月30日前になるとスケジュールページからのご予約が自動的に可能になります。締め切りは毎月月末)

詳細ページ:https://arganza.biz/free/whitetemple

ほか、個人セッションも含めてご予約枠等はこちらでご確認・お申し込み可能です。

Schedule: https://arganza.biz/reservation/event/

 

さてさて、「ライトワーカー(エルのソウルたち)の掘り起こし」という前回「聖堂」で上がったテーマの具体化、具体策が動き出したという近頃の感覚。石ラボ瞑想の感触からも、今は本当に正念場、地球全体の未来に関わる重要な分岐点のように思います。「今は」の範囲は色々な伝わり方があるかと思います。ここ数十年だってきっとそうだし(人類史の中では)、2013年からのタイムラインもそうだし、パンデミック以後の数年も。その大小の「時代の変わり目」の中でも、去年・今年・来年は、3段階にわたってのクリアリングにフォーカスされる時、であると。

 

パンデミックというお題を通じて、ある意味人類は試されたと思いますが、どちらかと言うと、順調な進化への通路として高次が用意していたコースとは違う選択をしてしまったのでは。ここでひとつ、プランAがなされずに終わり。起こったことは仕方ない、という「現実」の中で、今は精一杯の救済、対策が取られている。考え方は色々ですが、私はそのように思っています。

「幻惑」という言葉を過日の記事で使いましたが、自分自身も含めて、人間の世界で生きるとは中々に、グラマー(幻想)の網から、エゴ自身が固執するトリックから、ソウルが目覚めないようにと必死に働くものであることを実感します。

 

人間的に感じ、思考し、その上で「知識だけ」はスピリチュアルになっていく、という風潮。ただ「癒し」、自分が楽になるため(もちろんそこからのスタートですが)、護身用・(エゴの)自己肯定のためにスピリチュアルを取り入れようとする風潮。悪気なくそこにはまっている傾向。それが「普通のこと」であると思っていて、自然な流れに背いているという意図や意識など持っていないという感覚。・・・すべて、私自身も分かるのです。人により程度はさまざまですが、ヒトである以上はそのようなグラマーに随時、はまってしまうことと思います。

これをとても端的に言うなら、仏教用語の「煩悩」ということでしょうか。

ヒーラーの仕事を通じて、善なる高次の叡智・意志に触れていると、自分ではまったくエゴイズムであるとは思っていない思考や態度であっても、高次における「全体」の計画においては、ただ単に自分の利己の響きに過ぎない(だからうまく事が運ばなかったのか)と気づく事は少なからずあります。それだけ、現代人、現代社会は「全体性」を忘れてしまっているのでしょう。

 

日本人の社会のような、同調圧力、同調を良しとする「全体性」(三次元の)とは違って、何かの宗教や、誰かの思想に自分を同調させてしまうということとも違って、自分自身の個を通じて、自分自身の高い領域とともに生きるという状態にあると、ソウルや高次意識がみな、ワンネス状態に最初からあるということ、その背景に宇宙という壮大な生命があるということを、本能的に感じられる。

そのような源から魂がやってきて、今、ここに在る自分に宿っている、と感じられる。理屈を超えて。

エナジーワークのセッションやアチューンメントの最中に、そのような感覚を感じることは、皆さん、珍しく無いことと思います。それを三次元の現実生活の中に持ち込んで、うまく活用し、そちら(三次元的グラマー)に飲まれないよう。また、自分自身のエゴセルフの自己保存のための囁き(恐れや損得勘定など)に負けないこと。キープしていくにはそこが大事なポイント。

 

「利己」に徹底的に向き合う ということを、今は教えられていると感じます。自分自身の中の囁き、頭で普通に作動してしまうエゴイズム、常に何かを恐れていたり、常に何かに不満を抱いていたり、比較をしたり天秤にかけたり。無意識に行っている思考活動の中に横たわるエゴの声に、気付かされることが続く。

 

もし、うまく前に進めない、中々パターンから抜け出せない、ある程度改善されても苦しみや憂いが晴れない・・・と感じている人が居たら、そこにフォーカスしてしまっている自分の思考を逆転させて、発想の転換をしてみて、「地球のために自分に何が出来るのだろう」「人間社会がよりよくなっていくために自分はどんな役目を果たすべきだろう」と、考え、感じてみてください。

よく聞くのは、「まずは自分が大事」「自分が癒されないと人のこと、まして地球のことなんか」と。それは間違いないのですが、そこを追いかけていると、多分一生、ずっとそのテーマの中にはまり込んでしまいます。なぜなら人間は満足することが無いから。エゴセルフや利己に重心があると、実際そうではないのに「まだだめ、まだ足りない」という感情や思考が消えず、与えられれているギフトよりもそちらに意識と気持ちが向いてしまう。・・と、いつまでも「まずは自分」というスペースから、抜け出せない。

 

「地球のためには?」「世界のためには?」という出発点を持つと、順番に、必要なことが起こっていきます。必要な癒しが起き、必要な解放・活性・手放し・作り替えが起きていく。自分の生きづらさを修正しながら世の中の仕組みにも気づいていく。そして、魂が持って生まれてきた本来の個性が発揮され、個としての才能を生かした天職や、本来の目的・役目にたどり着く。

 

ひとりひとりがそのようなソウルの(エゴのではなく)自己実現を果たしたような社会が、自ずと、五次元になり、ワンネスになり、それがアセンション=次元上昇 であるということ。

鵜呑みにして全て信じる、インプットするという訳ではないけれど、私は基本的に 神智学、A・ベイリー著書の情報は本能的な信頼感を持っています。2025年に顕現する「第4光線」という宇宙光線・宇宙からの人間社会への刺激 に向けて、クリアリング強化のこの時期ですが、100年前とはやはり違う。進化が促進される高次からの後押しのある時だと言えます。

 

そんな今だからこそ。煩悩を無くしてソウルで生きる、なんて果てしない・・・と思わずに、まずは大きい視点で「地球のために私は何をすることになっているのだろう?」という発想の転換をして、そこをスタート地点として歩き出せば、自分の魂が順番に、道筋を用意してくれます。

あとは諦めたりくじげたり、逆に調子に乗ったりと・・自分の弱点との果てしない内なる闘いです(笑)

 

尤もらしく幻惑や誘惑のトリックもありますが、そこに引っかからない秘訣もまた『「利己」ではなく「利他」であること』なのです。エゴを優先する波長はスピリチュアルなトリック、トラップを引き寄せます。利他が過ぎてしまう(エンジェリックで無欲な)タイプの人でも、恐れや正義感から逆にトラップに掛かってしまうことも。どちらも私自身も少なからず経験済みです。

近道はなく。一歩一歩、踏み固めて進んでいくほかないのですが、意図を持つ人には高次の後押しがあるということを、感じながら進んで行きましょう。

 

Love and Grace

Amari