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月セラフへの処方箋 まとめ

2023 / 07 / 07  14:10
月セラフへの処方箋 

こんにちは いつもありがとうございます。

前々記事で触れたように「月セラフ」というアルガンザ・ジェネシス神話の原型と、関連する事象の癒しと解放が、先月11日の「白い聖堂」グループセッションで動いていました。月セラフの詳細は、昨年末、12月27日の記事で取り上げています。

「月のセラフ」原型ストーリー: https://arganza.biz/info/4925572

ここで、私自身が2017年春、ジェネシスヒーリングの最初のプラクティショナー伝授最終日から始まった「セラフ還り」(魂レベルの先祖還りのような)の時期が、終わったという区切り目になっていました。区切り目に向けての移行期、その仕組みに自分で気づいていって、無意識部分も含めてライトボディの情報やカルマ的な整理をしている時期が去年の春、レムリアンセイクレッドレイキ改訂を仕上げて、「白い聖堂」がスタートした4月、でした。

 

何かから醒めていく、その情報・影響が自分に入って来ているという状況を解消していく為には、まず「それが起きている」事に気づかなくてはいけない。白い聖堂でシャンバラ、シリウスという軸を改めて整えていく事で、また、毎回の「聖堂」での施術やその前後の日々のエネルギーと現実の動き、そこでの学びからトータルで、「セラフ還り」という、ある意味ジェネシスの仕事のための「役作り」をしている状態から、醒めていくプロセスが一歩一歩。

そして、年末にイワナガやリリス、それと関連しあっている「月セラフ」の情報開示、カルマ情報の(周辺のソウルグループにおいて)リリース、区切り目が、12月〜今年の1月あたり、山場としてありました。その波が落ち着く頃に、「リリス」というテーマに(意図せずとも)フォーカスして来た数年間のプロジェクトの(アルガンザにおける)終わり、を感じて、「リリスリリース」のワークを、最近まで施術者として担当してくれていた Yew さんにもお伝えした前後の次第は、5月に記事にしていました。

L.リリース終了のお知らせと、ジェネシス最新情報−1https://arganza.biz/info/5135851

 

それで、やはりエネルギー的には関連性のある「イシス神殿の巫女の堕落」、「海の女性性の癒し」へとフォーカスがその後移っていき、次のバイブル改訂前の女性性関連のジェネシス情報は、一段落。男性性の方面、最後の課題として受け取っていた「レムリア期のオリジナルケルビムとヴァイアマス」にフォーカスされるのかな?と思っていたところ、「聖堂」4月の回をキッカケにインスピレーションがあった「石ラボ・アースメディテーション」がスタートすると、ヴァイアマスは確かにフォーカスを感じつつ、アースワーク、日本の土地や日本人の集合意識・遺伝情報・国民的/国土的カルマとしての「海の癒し」が、「海の女性性の癒し」の続きのような形で、展開しました。

まだこれは進行形ですが・・私たちは日本人なので、ずっと続くテーマでもあると思いますが・・上にリンクを貼った「月セラフ」の記事で、「日本に関係していそうなので(バイブル改訂前に記事として)書きました」と。高次の計らいと導きに任せて進んでいく「アースメディテーション」ですが、「白い聖堂」と連動して、6月は特に「日本人が受け継いでいる『月セラフ』的な封印」に焦点があたり、その物理的な由来を、南の方面の海から日本に上陸した、と整理し、前々記事では『海のセラフ』と書いていました。

「国生み」の力学と海のセラフたち: https://arganza.biz/info/5221196

 

リリスや、イワナガ、月セラフ、の様々な要素と向き合って感じ、知り、体験し、整理し、理解し、処方箋とともにまとめ、シェアをする。この行程はもう終えたという区切り感が私のほうであった4月〜5月でしたが、6月の「聖堂」前後で再び、引きずり込まれるような感覚があったことに、少し驚いていました。が、対応する二週間ほどを経て、7月に入り、メタトロンリンクのグループセッションから心地よくメンテナンスを皆さんと共に体感したことで、より冷静に客観的に、流れが見えて来ました。日本について、これまで思ってきた「課題」の最大のもの、ルーツの原型が「海のセラフ」を中心とした「アンドロ(天使的なもの、レムリア的なもの)の犠牲」である、という事です。

それは主に、女性性に受け継がれたり、男性の中にもある女性性の部分に受け継がれて来た「原型」エネルギー。物理的には、遺伝子。秘教的に言えば、カルマ。

 

日本人の問題、課題、国民的国土的カルマ、がすべてそこ、という訳ではなく、例えば武士や武家社会などの男性性の範疇では、封じられた縄文系のエネルギー、それと結びついた荒ぶる自然界のエネルギー、など北方系の遺伝子とカルマと原型がある訳です。が、日本が形成されていく流れのもう一つの、南から・・海からのルーツは、女性性や、女性的な問題・課題、現代でもジェンダー問題に通じているような要素。「南の海」からの原型エネルギー&遺伝子&カルマ、ということ。

 長年、ヒーラーの仕事とは別に(ヒーラーになるより前から)探求してきた日本人のルーツ論なども、話が繋がって来た。これはとても嬉しく、意外な驚き。言い方を変えると本当に全てが繋がっていく。以前は「趣味」であったことも、石・クリスタルの世界も、ヒーリングも、古代史探究も。その自然な流れの一環として、若い頃、理由もわからず心惹かれて、それを大事にして来て良かった、と。石ラボの秋期は、この流れで日本人のルーツや日本の土地、それらのジェネシス原型に迫って行きたいと思っています。

 

去年の春〜今年の春に、醒めて、外れて、剥がれて、「セラフの傷」「セラフの痛み」に同化するのではなく、客観視して行く新しいフィルターへの入れ替えのプロセスが、自分自身に起きていく行程は、少しずつそのテーマが「私の手を離れていく」事であるとも感じています。情報を整理して、体験からエナジーヒーラーとしての処方箋を明らかにし、セッション等の「現場」でそれを活用してくれるプラクティショナーさんたちにメソッドとして託す。ご縁のあるソウルの方々に、私の立場で提示できる情報と処方箋、ワーク等を用意する。

自分自身の中の「セラフ性」「セラフの痛み」を実感として体験する事がなければ、出来ない事だったとも思いますし、単に「役作り」だった訳でもなく、明らかにかつて自身が自覚していた要素が、今思えば「セラフの傷」の顕現であったのだろうとも思う。一度、自分の癒しのステップとしてはとうに飛び越えて消えていた筈の「セラフっぽさ」(不器用さのようなもの)が、あの日突然インストールされたのだからそれはもう、戸惑いと混乱の始まりでした(2017年春)。

・・が、そこから「ジェネシス神話」に照らして何が人々の、特に日本人の「封印」なのか・・に向き合いながら、アルガンザワークのリニューアルと伝授、プログレッシヴ3本、セイクレッドレイキの改訂リリースを終えた。入れた「役作り」要素を剥がす、外すのに「聖堂」とともに一年かかりましたが、今度はより大きな視野で、「サロンで見て来たことから」生まれた「ジェネシスヒーリング」ではなく、若い頃からずっと考えて来た日本や世界の人々や、地球そのものにとっての「ジェネシス原型神話」の生かし方を、考え続けていきたいと思います。

 

「月セラフ」に関しては「エヴォリューションが処方箋」と前に書きましたが、もう少し書いておきます。

 

ご自身の中に「月セラフ」原型がある場合

恐れが強く、物静かで優しい人だけれど他者への不信感が当然のように、無条件にある。常に自分が搾取され、侵害され、利用されるのではないかという根強い「前提」があるため、そうでない状況や相手にもそのような恐れのフィルターを通して見て(場合によっては体感して)しまう。「絶対に大丈夫」と最後まで信じ抜く事が出来ない。結果として、自分のそのような気持ちや潜在意識から、やはり実際に現実がそのようになってしまう。タマス(怠性)に陥りやすく、そのキッカケは自分自身を庇う、自分を可哀想に感じて、自分で自分を過保護にしてしまう(周囲を「悪」としてみなしてしまう結果となる)。

 

「月のマジック」の特徴

オリオン的(男性原理の)黒系マジックとは違うので、わかりにくく、気づきにくい。本人に出てくると上に書いたような怠性とネガティブ思考で心身の元気がなくなり、自分を甘やかす方向へ堕ちていきがち。一方で他者に対しては、攻撃性は無いものの、ジンワリと周囲からエネルギーを抜いてしまう。自分が吸い取る(バンパイア)系ではなく、相手のエネルギー体にもプスっと穴を開けて、相手の生命力も自分と同じように低下していく(ように働く/周波数の高い響きを持ち自然界のデザインを担うセラフなので自身でも無意識にある種マジカルな力を自然界のエネルギーを動かすかのように使う)。自分と同じように運勢や気力が低下していく、という状況を招き、一緒に「低下したフィールド」にはまるような状態を(無意識に)作ってしまう。

これは、理由は分かりませんが月が関係しているダークな力によるものと思います。シリウス的白魔術の対極にあるオリオン的な黒い力とは別のものなので、「戦う」というよりは「相手にも穴を開けて、エネルギーを漏らさせる」、そして自分自身と一緒に「元気が無い」状態にしておきたい、という無意識が働くよう。

恐らく「月セラフ」の原型をソウルが持っている人は家庭内や近しい人の誰かしらが、ウツになりがちだったりメンタルが不安定だったり、何らかの原因不明の病などになっているかもしれません。統合失調などのケースは、赤のネガティビティや、オリオン的なブラックが関係していると思うので、また別ではないかと思います。ジンワリと、生命力や気力が抜けていくような状態に、自分や家族が(一時的にでも)なりがちである場合は、「月セラフ」とその背後の「マジック」が関係しているかもしれません。体調不良や持病のある人には症状の悪化を引き起こすことと思います。

また、本人のソウルというよりも家系が月セラフ原型をどこかで深く刻印したため、その情報が遺伝情報の一部として受け継がれているケースは多々ありそうです。

 

「身近な人が月セラフ」である場合の処方箋

ご本人だけではなく、家族や親しい友人などにその原型が見られる、そして自分がどうも影響を受けているようだと自覚した人への、処方箋も重要であると最近、考えていました。

家族や近しい人同士は、第三チャクラでエネルギーコードが繋がってしまう事が多いので、第三チャクラ(胃のあたり)の後ろ側を、見る/感じることで、コードがあるかどうか確かめてみましょう。分からないという人は、影響があるかもと思った時にコードがあると想定して試しに、一度それを「外す」ワークをしてみて下さい。背中の真ん中、そして相手が女性であれば左半身、男性であれば右半身の、肩、頭、足(膝下、膝やくるぶし)などのミニチャクラも、コードが無いか見てみましょう。そしてコードを外し、ローズピンクの雲、またはローズピンクの小さな泉に、そのコードを入れます。

レコンセクレーションが出来る方はここで、その雲や泉にレコンをしますが、それ以外の方は、「3・2・1」とカウントダウンをして、「ラジエルのホワイトマジック」や「GAT」をイメージして白い光をその雲や泉に勢いよく掛けてコードを完全に消します。ホワイトマジックやGATについては、リュミエールブランシュのエナジャイズの説明ページ等を参考にして下さい。

 

月のマジックには、アルクトゥルス系がよく効くようです。

悪気なく相手の気力やエネルギーを自分と一緒に下げてしまう、という月セラフさんがもし家族など大事な人にいらっしゃったら、上に書いたような「コード」の処理を自分にすると同時に、月セラフさんが下がっている時や、怠慢やネガティブに陥っている時に、同調しない・・よう強く意図して下さい。ご本人は悪気なく無意識でも、月のマジックのチャネルになってしまうことがあるので、その「低下」の波長が来たら身を委ねずに、かと言って厳しく対処するのではなく、可能ならばシリウスやアルクトゥルスの進化系のシャープな光を、相手にも注いであげて下さい。

思考や本能的な感覚レベルで、怠惰やネガティブ思考に囚われてしまっているので、ブルーソーマの青い光をイメージして(リュミエールのページを参照下さい)、マジックに身を預けないように導いてあげて下さい。とは言え、ご本人がヒーリングやエナジーワーク等からかけ離れている場合は難しいかもしれません。まずは、自分自身が(低調に)「同調しない」という意識を貫き、実践しましょう。

 

集団が月のマジック的な澱みで同調している場合

これは日本社会ではそこここで起きている現象かもしれません。私も若い頃にすでに、同じ大枠に属するグループでも、地域によってまったく集合場の周波数と、そこで起きる現実が違うということを体験し、それには土地のエネルギーや土地のカルマも絡んでいるのだということを、痛感した経験がありました。月のマジック・・その場から発展しない、成長しない、前進しようとしない、何だかんだと理由をつけて、前進や成長や事態の好転をはかろうとする人を「静かに邪魔する」。攻撃するのではなく、怠慢さ、重さの中に巻き込み、行く手を阻むような感じ。

都道府県や、地方の小さなユニット等でもそういう土地柄が見られるだろうし、会社や、何らかの集団でも日本ではよくあることと思います。破壊とはまた別の「同調(させる事)による成長の妨害」という感じ。

この処方箋は・・う〜ん。難しいですネ、大きな組織や集団ではきっと対処することは出来ないことと思います。自分自身が同調しないよう、セラフィム系のエネルギー(グレースや、エヴォリューションのエネルギー)で自分自身を洗浄しながら、決して感情的に反応しない(悲しまない、怒らない、蔑まない)を貫き、無理だと思ったらばその集団を去る他ないかもしれません。対応できそうな場合はレイキや、エネルギーワークを活用して集団のカルマというミニ集合場、土地や建物に対してワークしてみても良いでしょう。決して無理はせずに。

 

月のマジック、は、黄色いイメージです。そこに囚われた「月セラフ」や、犠牲になっているアンドロ系ソウルのエネルギーは、黒ずんだ透明な黄色〜カーキ色が、ソウルシステムの中に見えることがあります。なので、集団や場所、土地などのエネルギーに対処する場合、そのようなヴィジュアルでイメージしても良いでしょう。

 

自分でも家族でも集団でも、月マジックを晴らすのに良さそうなのは、

*「エヴォリューション」ー1の「シルフィード」セラフの風のエネルギーで洗浄

*「レムリアンセイクレッドレイキ」レモン色マーラで澱みを流す

*「乳海攪拌」ブリジッドのマゼンタで、タマスや低調化を防いで持ち上げる、元気を取り戻す

*「ブルーソーマ」「GAT」で洗浄したり、脳のプロテクション(ブルーソーマ)

* 大事な人が「月セラフ」を持っている場合に、マグダレン(マリア)、ラクシュミ、観音ハトホルなど女神系の光線で癒してあげる

*「感情」に振り回されないセルフマネジメント、エネルギー的な同調体質を改善していく努力(自分でも、家族でも)

*「シリウス/シャンバラ」に意識の波長を合わせる(レイキを実践、神智学を読むと良い)

* 「楽しさ」を優先し情緒的に盛り上がって横に繋がりあうようなスピリチュアルには近づかない(月のマジックに囚われる)

などなど。

 

日本人に染み込んで来た影響。組み込まれて受け継がれて来た遺伝子。土地にも沁み入り根付いている。きっとそう簡単には行かないのでしょうね。

けれども、誰もが搾取されずに、自分自身でありたいと願うはず。

ソウルで生きる、ということを考えた時には、そのような大枠(遺伝子や土地や国民性など)からの影響も、自分自身の成長進化、魂の回帰のためには、見つめて、対処していくという段階がやって来ます。

水瓶座時代、風の時代は、そのように個々の魂のアイデンティティが目覚めて、古来の縛りとの摩擦が起き、拮抗しながら、少しずつ社会の変化が進んでいく。ということなのでしょう。

 

長くなりましたが、このくらいで。

「月セラフ」関連の一旦の区切り、まとめとして。

Love and Grace